シュープリームスは美人女性3人グループです

シュープリームスはアメリカの60年代のミュージックシーンを彩った、3人組の女性ボーカルグループです。結成は1959年で、1964年から1969年ごろはその全盛期を飾り、ヒット曲を連発、今でもシュープリームスの名曲たちはCMソングなどにも使われ、時代を経たいまでも愛され続けています。日本のアーティストたちがカバーをしているシュープリームスの曲には、Globeがカバーし、ドラマの主題歌となったStop! in the Name of Love や、Every Little Thing がカバーしたBaby Love はまだ耳新しいところです。また、シュープリームスの曲でYou Cant's Hurry Love (邦題 恋はあせらず)は、JTのCMソングとして使用されています。シュープリームスは当時はリズム&ブルースの名門、モータウンに所属し、ヒット曲を連発していました。当時のシュープリームスのメンバーは、リードボーカルに、後にソロデビューを果たしたダイアナロスを中心にメアリー・ウイルソン、フローレンス・バラードの美人3人組がオリジナルメンバーです。

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シュープリームスを卒業したダイアナ・ロス

シュープリームスは、その後半ダイアナ・ロス&シュープリームスとグループ名を変更し活躍していた時期もありました。それはシュープリームスに見切りをつけ、わが道を行く的ソロシンガー、ダイアナ・ロスの独立前の時期でした。トップに立つためならば仲間をも蹴落とし、成り上がっていく、プロシンガーとしては模範的才能の持ち主ダイアナ・ロスは、計画どおり独立を果たします。シュープリームスはそのあとも、ダイアナ・ロス抜きで新メンバーを結成し活動を続けることになりますが、以前ほどの人気とヒットには恵まれなくなります。一方、シュープリームスを抜けたダイアナ・ロスは同性からは蛇のように忌み嫌われる存在になりますが、男性たちには女王のように崇められる存在になり、「エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ」をヒットチャート1位にし、その人気を不動のものにします。またシュープリームス時代には考えられなかった、映画界にも進出し、ソウルシンガーからポップスターへの道を歩むことになります。今ではシュープリームスにダイアナ・ロスがいたことすら知る人もいないぐらい、彼女の人気ぶりと活躍は健在です。

シュープリームスはドリームガールズのモデルにはなりましたが?

シュープリームスをモデルとしたミュージカル「ドリームガールズ」が、1981年に初演、話題のソウルミュージカルとして大ヒットしました。そして20年後、これを原作とした映画が誕生しました。「ドリームガールズ」です。わが国でも大ヒットし、映画の中で歌われる曲なども
おなじみとなりましたが、シュープリームスのオリジナルソングは一曲も入っていません。
シュープリームスのサクセスストーリーを映画化した「ドリームガールズ」はシンガーとしての成功を夢見る3人の少女が、コーラスグループとして業界の渦に巻き込まれていく姿を描いています。しかし映画用に脚本化されたもので実際のシュープリームスの史実とは異なるところも当然あります。シュープリームスにはもともと実力派シンガー、フローレンス・バラード(映画でいうとエフィ・ホワイト役)がいましたが、戦略上、黒人らしくない容姿で白人に受け入れられるのはダイアナ・ロスということで、無理やりメインボーカルをチェンジした会社の方針に対し、静かに失意の中で、自分からシュープリームスを去っていったということが事実です。

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Copyright © 2008 シュープリームスはドリームガールズのモデルです。